●田中歯科月信(2021.12月号)

救急車が来る前にできること

1.反応を確認する:肩をたたきながら「大丈夫ですか?」

2.応援を呼ぶ:周りの人に声をかける。
 119番通報、AEDを持ってきてもらう

3.呼吸の確認:胸やお腹の動きを見る。
 正常な呼吸がなければ胸骨圧迫、観察は10秒以内。

4.胸骨圧迫(心臓マッサージ)
 胸骨の下半分に両手を組んだ手の付け根を当て強く押す。

5.AEDを使う
 AEDの表示に従い、落ち着いて操作する


12月3日 (公社)日本歯科先端技術研究所月例研修会



●田中歯科月信(2021.11月号)

歯ブラシの取りかえ時期

歯ブラシの毛先が開くと毛先が歯にきちんと当たりにくくなり、
効果的に歯垢を落としにくくなります。

新しい歯ブラシの歯垢除去率を100とすると、毛先が開いた歯ブラシでは約40%低下するといわれています。
また毛先が開かなくても、長い間使っていると汚れを落す力が弱くなります。

1ヶ月に1本を目安に交換するとよいでしょう。


11/4(公社)日本歯科先端技術研究所月例勉強会



●田中歯科月信(2021.10月号)

食物アレルギーの症状

食物アレルギーは特定の食品を摂取した後、アレルギー反応が起きて、体に様々な症状が現われることをいいます。

1、皮膚粘膜症状

  かゆみ、発疹、涙目、目の充血、口唇の腫れなど

2、 2、 消化器症状:腹痛、嘔吐、下痢など

  魚(特に鮭、サンマ、サバ) キノコ類

3、呼吸器症状:くしゃみ、鼻水、ゼーゼーする、呼吸困難など

4、全身性症状:アナフィラキシー、アナフィラキシーショック

必要最小限の原因食物を避け、起きてしまったら早めに医師の受診をすることが重要です。


1022-24 日本口腔インプラント学会学術大会に参加



●田中歯科月信(2021.9月号)

共用洗面所でハミガキをするときの注意点
(新型コロナ感染を予防するために)

1、換気に留意して3密を避ける

2、 ハミガキしながら会話をしない

3、口を閉じるか口を手で覆って磨く

4、口をゆすぐ際はそっと吐き出す

5、磨いた後は、机や洗面台、鏡などをアルコールなどで清拭する

6、歯ブラシは他人のものと接触させずに保管。歯磨き粉、タオル、コップは共用しない




●田中歯科月信(2021.8月号)

骨を強くするカルシウムを効率よくとるコツ
(骨そしょう症を予防するために)

1、とにかく毎日カルシウム

  乳製品、魚介類、大豆製品、緑黄色野菜

2、 ビタミンDでカルシウムの吸収を高める

  魚(特に鮭、サンマ、サバ) キノコ類

3、肉や魚、卵、大豆製品をメインに加えて

4、ビタミンCが多い野菜・果物を十分に

5、緑黄色野菜はビタミンKも豊富

  緑黄色野菜、納豆、発酵食品


8月26日(公社)日本歯科先端技術研究所月例勉強会で講義 



●田中歯科月信(2021.6月号)

歯と口の働き

1、食べること

2、話すこと

  はっきり発音するために重要な働きをしています。

3、脳への刺激

  よく噛むことで脳を刺激し、血液の循環が良くなることが知られています。

4、殺菌作用や免疫物質を含んだ唾液の役割

5、平衡感覚を保つ

  しっかりした噛み合わせは体のバランスを保つために重要です。

6、表情を作る


6月20日(公社)日本歯科先端技術研究所学術研修会で講演 リモート講演 



●田中歯科月信(2021.5月号)

正しい入れ歯ケアの方法

1、義歯専用ブラシで磨く

まず入れ歯を外してお口をゆすぎ、食べカスを洗い流す。次に義歯専用ブラシを用いて入れ歯を磨く

2、義歯専用クリーナーを使う

汚れが気になる方は義歯専用クリーナーを使用して、ブラッシングをする。

3、義歯洗浄剤で洗浄し、よく水洗い

ブラッシングでは除去できない細菌などを義歯洗浄剤で洗浄。洗浄後はしっかりすすぐ。



●田中歯科月信(2021.4月号)

赤ちゃんの歯

赤ちゃんの歯は生まれてから作られると思われがちですが、実はお母さんのおなかの中ですでに生える準備をしています。
乳歯が作られるのは妊娠7週目から。妊娠4ヶ月ころからは硬く成熟(石灰化)していきます。
永久歯の芽(歯胚)も妊娠4,5カ月ころからでき始め、出産ころには石灰化が始まります。
この時期に、カルシウムやビタミンなどの栄養を充分に摂るかどうかで赤ちゃんの歯の質が違ってくるといわれています。



●田中歯科月信(2021.3月号)

山口県の子どもの歯科疾患の統計から

・5歳児のむし歯のない人 H19年度42%→H29年度58%
・小学生のむし歯のない人  73%→81%
・12歳児のむし歯のない人 48%→67%
・中学生のむし歯のない人  43%→63%
・12〜14歳児の歯ぐきにの疾患のない人  74%→79%

少し古い統計ですが、この約10年間で山口県の子どもたちのむし歯や 歯周病は大幅な減少傾向にあります。 家庭でお口の手入れの重要さが再認識されてきたのが大きな要因と思われ ています。


3月4日 (公社)日本歯科先端技術研究所月例研修会(リモート)



●田中歯科月信(2021.2月号)

お口と感染症の関係

新型コロナウイルスの感染症は第3波の流行ということで、山口県でもじわじわと感染者が増加傾向にあります。油断しないで感染予防の基本をもう一度徹底しましょう。

新型コロナウイルス感染予防のために大切なこと

・外出から帰った時の手洗いとうがい
・マスクと咳エチケット
・不要不急の外出の自粛
・3つの密を避ける
 密閉された場所
 人が密集した場所
 人同士が密接した場面


12月4日 (公社)日本歯科先端技術研究所月例研修会(リモート)




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