●田中歯科月信(2024.5月号)
歯ぐきが下がる(高齢者のお口の変化)
歯ぐきは加齢とともに退縮してきます。
歯ぐきが痩せてきて歯根部が露出すると、歯と歯のすき間が広がり、食べかすがはさまったりして、歯垢や汚れがたまりやすくなります。
これに伴い、歯みがきが難しくなって、磨き残しが多くなるとさらに歯石もつきやすくなります。
この影響で、むし歯の発生や歯周病の発症率が高まります。定期的な診査とメンテナンスが重要です
●田中歯科月信(2024.4月号)
お口の健康は全身の健康にも影響
20本以上自分の歯を保っていればおいしく食べ続けられ健康長寿につながる
口の中の細菌は循環器、呼吸器等の臓器に慢性炎症を起こすリスクがある
歯の本数が多い人ほど認知症になるリスクが少ないという統計がある
糖尿病になると歯周病になりやすく、歯周病になると糖尿病になりやすい
他にも、妊娠出産、動脈硬化、肥満などとも関連しているといわれている
●田中歯科月信(2024.3月号)
子供さんの乳歯が抜けたら?
供の乳歯が抜けたときのその抜けた乳歯の扱いについては、古くから国内外でいろいろな風習があるようです。
日本では、上の歯は屋根に投げ、下の歯は縁の下に放るというような風習が各地にあります。
天井や床の下には昔はネズミがよくいたので、次に生えてくる永久歯がネズミの歯のように丈夫になるようにとの願いをこめたのでしょう。
欧米では、抜けた歯を枕の下に入れて寝ると夜の間に妖精がその歯をとり、代わりに贈り物やお金を置いていくという言い伝えがあるそうです。
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