●田中歯科月信(2025.8月号)

日本人の歩く距離が減ってきている

平成9年と平成21年の歩数の平均値を比較してみると、15歳以上の男性で8,202歩だった歩数が7,243歩へ、女性は7,282歩が6,431歩と、この10年間で約1,000歩も減少していました。

歯日常生活における身体活動の減少は、肥満や生活習慣病の発症の可能性を上げます。また、高齢者では、筋力低下、食欲不振、意欲の衰え、ひきこもり、寝たきりなどの悪循環から介護が必要な状態を招くおそれがあります。




●田中歯科月信(2025.7月号)

持病のお薬

高血圧や糖尿病などの持病のある方、血液サラサラのお薬や骨粗しょう症のお薬を飲んでいる方。

歯科を受診されたときに、そのことをお伝えいただけているでしょうか。「歯医者でそこまで言う必要はないだろう」「あまり持病のことは言いたくない」と思う方もいるかもしれませんが、それはとても危険です。

安心・安全な治療のためにも持病やお薬のことをぜひ私たちにお知らせください。




●田中歯科月信(2025.6月号)

サメの歯は?

サメの歯はどうなっているのでしょうか。

映画などで見ると、沢山の歯が全部とがっていてすごく強そうに見えます。ところが意外にも抜けたり生えたりを2〜3日ごとに繰り返しているのだそうです。

サメは獲物を捕らえるときに歯が割れたりすり減ったりすると自然に抜け落て、すぐ後ろの歯が抜けたところに移動します。

歯がダメになったら、新しい歯が常に控えている状態なので、サメは一生のうちに2万本以上の歯を使うと考えられています。

サメの種類にもよりますが、歯の数は200本から3000本といわれています。




●田中歯科月信(2025.5月号)

歯ぐきが下がる(高齢者のお口の変化)

歯ぐきは加齢とともに退縮してきます。

歯ぐきが痩せてきて歯根部が露出すると、歯と歯のすき間が広がり、食べかすがはさまったりして、歯垢や汚れがたまりやすくなります。

これに伴い、歯みがきが難しくなって、磨き残しが多くなるとさらに歯石もつきやすくなります。

この影響で、むし歯の発生や歯周病の発症率が高まります。定期的な診査とメンテナンスが重要です




●田中歯科月信(2025.4月号)

お口の健康は全身の健康にも影響

20本以上自分の歯を保っていればおいしく食べ続けられ健康長寿につながる

口の中の細菌は循環器、呼吸器等の臓器に慢性炎症を起こすリスクがある

歯の本数が多い人ほど認知症になるリスクが少ないという統計がある

糖尿病になると歯周病になりやすく、歯周病になると糖尿病になりやすい

他にも、妊娠出産、動脈硬化、肥満などとも関連しているといわれている




●田中歯科月信(2025.3月号)

子供さんの乳歯が抜けたら?

供の乳歯が抜けたときのその抜けた乳歯の扱いについては、古くから国内外でいろいろな風習があるようです。

日本では、上の歯は屋根に投げ、下の歯は縁の下に放るというような風習が各地にあります。

天井や床の下には昔はネズミがよくいたので、次に生えてくる永久歯がネズミの歯のように丈夫になるようにとの願いをこめたのでしょう。

欧米では、抜けた歯を枕の下に入れて寝ると夜の間に妖精がその歯をとり、代わりに贈り物やお金を置いていくという言い伝えがあるそうです。




過去の月信

●2023年の月信はこちらへ
●2022年の月信はこちらへ
●2021年の月信はこちらへ
●2020年の月信はこちらへ
●2019年の月信はこちらへ
●2018年の月信はこちらへ
●2017年の月信はこちらへ
●2016年の月信はこちらへ
●2015年の月信はこちらへ
●2014年の月信はこちらへ
●2013年の月信はこちらへ
●2012年の月信はこちらへ
●2011年の月信はこちらへ
●2010年の月信はこちらへ
●2009年の月信はこちらへ
●2008年の月信はこちらへ
●2007年の月信はこちらへ
●2006年の月信はこちらへ
●2005年の月信はこちらへ



Copyright(c)2005 Tanaka Dental Clinic All rights reserved.